若い世代のがん患者の妊娠・出産を支援しようと、県内の18病院が「滋賀がん・生殖医療ネットワーク」を立ち上げた。がんを診療する医師と泌尿器科、産婦人科の医師らが連携して、治療前に精子や卵子、卵巣を凍結保存するなどして、治療後に妊娠、出産できる環境整備を目指す。
県健康医療課によると、ネットワークの設立は岐阜や静岡、岡山に続き全国4番目。がん患者は抗がん剤や放射線治療の影響で生殖機能が低下し、妊娠や出産が難しくなる場合がある。同ネットでは、がん患者が将来の妊娠・出産を望んだ場合、主治医が治療の程度に応じて不妊リスクを考え、必要があると判断すると生殖医療に詳しい泌尿器科や産婦人科がある病院を紹介。精子や卵子の凍結保存などをして、がん治療を終えた後の妊娠や出産を継続支援する。
事務局は滋賀医科大学医学部の産科学婦人科学講座。国内に15カ所ある卵巣凍結の施設の一つがあり、これまでに13人の女性のがん患者の卵巣を凍結してきた実績がある。
引用元:
滋賀)がん患者の妊娠・出産支援 18病院ネットワーク(朝日新聞)