0歳の赤ちゃんとの生活で、赤ちゃんの夜泣きに悩まされている人は多いと思います。
お腹は空いていないし、おむつも濡れていない、熱もないし、どこか痛いわけでもない……。理由の分からない夜泣きに対し、泣き止んで欲しくて必死になっても、結局逆効果なんて経験ありませんか?
そんな時、対処法を知っていると、それだけでお母さんの心に余裕ができ、赤ちゃんも落ち着きやすくなります。
そこで今日は、美容指圧師で3児の母でもある筆者が、家庭でできる夜泣きに効果のある指圧ポイントと指圧をする時のコツをご紹介します。

■赤ちゃんの夜泣きに効果的な指圧2つ
(1)背中の指圧
赤ちゃんを抱っこし、肩甲骨の間を上から下へ擦ります。手のひらを使って、ゆっくりと優しく擦ることがポイントです。その際に、肩甲骨の上の方の高さで背骨上にある『身柱(しんちゅう)』というツボを意識します。
このツボは、夜泣きに効果があることで有名で、“疳の虫(かんのむし)を抑える”と言われています。

(2)手のひらの指圧
手のひらは、感覚の神経がたくさんあり、触られることを感じやすい場所です。手のひらの真ん中を中心に、親指で軽く指圧します。軽く抑える程度におしましょう。赤ちゃんはお母さんの手のぬくもりを感じ、だんだんと心が落ち着つき、手がぽかぽかと温かくなってくるはずです。


■指圧をする時のコツ
赤ちゃんは泣いて当たり前です。言葉が話せないので、泣いて主張するしかないのです。それをお母さんが理解したうえで、ゆったりとした気持ちで対応しましょう。
夜泣きに悩まされて寝不足になると、つい育児のストレスが溜まり、イライラして余裕がなくなってしまいがちですが、赤ちゃんはお母さんの表情を読むと言われているくらい、お母さんの心はそのまま赤ちゃんに伝わってしまいます。
いずれ夜泣きは終わる時期が来ます。それまでは、夜泣きも成長過程の一つとして受け入れ、おおらかに、そして前向きにとらえて指圧をしてあげましょう。

いかがでしたか?
赤ちゃんはお母さんに抱っこされることやスキンシップが大好きです。まずは日頃から基本の抱っこを沢山してあげましょう。抱っこをする時は赤ちゃんをお母さんの体に密着させることで、より安心感を与えられます。
小さい頃にスキンシップを十分にとるかどうかで、将来の成長にも大きく影響してきますので、今日ご紹介した指圧法を取り入れながら、ゆったりとした優しい気持ちで赤ちゃんに触れて夜泣き対処してみてくださいね。



引用元:
【プロが教えます】赤ちゃんの夜泣きが軽減する「0歳児からOK!家庭でできる指圧法」とは?(アメーバニュース)