子どもと一緒に花火をする時は、安全面に特に配慮しておきたいものです。安心して子どもたちが花火を楽しめる環境を整えるためにも、まずはどういうところに気をつければよいかを確認しておきましょう。


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花火デビューは手持ち花火から
初めて子どもに花火をさせるのなら、まずは火力が少ない手持ち花火から渡しましょう。柄が長く、持ちやすいものを選んであげると子どもも持ちやすいはず。

花火に火をつける時は、必ず保護者が隣で見守ってください。そして、花火を上に向けない、人がいる方向に向けないなど、安全な遊び方も伝えてくださいね。


なるべく国産の花火を選んで
使用する花火は、できれば日本製のものを使いたいところ。国産、中国産、米国産の花火が多く出回っていて、特に気にせずにこれまで購入してきた人も多いのではないでしょうか。

なぜ日本製の手持ち花火がよいかというと、海外の花火よりも美しさや持久性、安全性に優れているからです。その違いがもっともわかりやすいのが線香花火。生産国の違う線香花火を同時に点火してみると、パチパチと火が弾ける時間の長さや光の強さに違いが見られるはずです。

花火本来の繊細な美しさを知るためにも、国産の花火を推奨します。


去年の残りは破棄すること
去年使った残りの花火が押入れなどから出てくることもあるかもしれませんが、安全面に配慮するなら、残り物の花火は使わないほうが無難でしょう。

湿気によって火薬部分に火がつかない、着火しても数秒で終わる、不規則な燃え方をするなど、予測できない状況が生じる可能性もあります。

子どもにけがをさせては元も子もありません。去年の残りの花火は破棄して、今シーズン購入したものを使うようにしましょう。


足元の火傷に要注意
花火をする時は、服装にも気をつけてください。サンダル履きでは、花火の火の粉が足元にかかり、火傷をしてしまう危険性もあります。

ある程度大きくなると、腕の長さもあるので足元を避けて花火で遊ぶということができるようになりますが、まだ小さな子だとそれが意外と難しいもの。暑くても靴下、靴を履かせて危険を回避できるようにしておきたいですね。

初めての花火遊び、思い切り楽しめるかどうかは保護者が提供する環境によって変わってきます。安全面に配慮しながら、親子で花火を満喫してくださいね!




引用元:
子どもと一緒に花火をしよう! 安全で安心できる楽しみ方とは?(excite)