昨年話題となった“デング熱”。今年の夏も不安に思っているママ、プレママも多いのではないでしょうか。今年はまだ国内で流行していませんが、厚生労働省検疫所によると、中国や東南アジアではすでに多くの感染者が出ているようです。
日本ではデング熱に感染する確率はそう高くはなく、過去死亡例もないことから、必要以上に不安になることはありませんが、日本産科婦人科学会によると、「妊娠女性が感染すると妊娠していない女性に比べて重症化しやすい傾向があり、妊娠後期ほど重症化しやすいとされている」とのこと。妊婦さんはちょっと心配ですよね。
そこで今回は、デング熱の原因となる“蚊から身を守る方法”をご紹介します。
■なぜ妊婦や子どもは蚊に狙われやすいの?
山や川などの虫が多いところはもちろん、都心部で普通に生活しているだけでも蚊に刺されてしまうことって結構ありますよね。特に妊婦さんや小さな子どもを持つママはそう思うことが多いのではないでしょうか?一般的に、“体温が高い、汗をかいている、二酸化炭素を多く排出している”状態だと蚊が寄ってきやすいと言われています。実際、株式会社プラネットが約6,000人に行った『蚊よけに関する意識調査』でも、約半数の人が汗ばんだ時に蚊に刺されやすいと感じていることがわかりました。
妊婦さんや小さな子どもって、本当にたくさん汗をかきますよね。基礎代謝も高く、二酸化炭素の排出も多いので、蚊のターゲットになりやすいのは当然だったのです。
■すべての蚊が血を吸うわけではない!
刺されるとかゆいだけでなく、運が悪いとデング熱のような病原菌を運んでくる蚊から身を守るためには、まず蚊の生態についておさらいしておきましょう。
全ての蚊が血を吸うと思われがちですが、実は3000種類以上もいる蚊のうち、吸血する種は約2500種、その中でも病原菌を運ぶ蚊は約300種と言われています。
また、蚊の主な食料は血と思っている方も多いようですが、主食はあくまで花のミツや草の汁で、血を吸うのは産卵前のメスだけなのです! メスの蚊は吸血することによって卵巣を発達させ卵を産むのです。
成虫の寿命は約1ヶ月。この間にメスは吸血と産卵を3〜4回繰り返します。つまり放っておくと、夏の間に蚊はどんどん増えていってしまうのです。
■増やさないためには今すぐ自宅周辺をチェック!
蚊に刺されないようにするためには、何とかして身の周りで蚊を増やさないようにすること。蚊は卵から成虫になるまで水中で生活するため、不必要な水たまりさえ作らなければ蚊を発生させずに済むのです。自宅の周辺にメスが卵を産み付けるような“水辺”を作らないようにしましょう。
厚生労働省の資料によると、植木鉢の皿、雨ざらしのじょうろ、屋外に放置された空き缶・空き瓶、古タイヤに溜まった水たまりなど、蚊はほんの小さな水たまりを好んで卵を産み付けるとのこと。
今の時期だと、屋外に置いておいたこども用のプールやおもちゃなどにも卵を産み付ける可能性があるようです。小さな子どもがいるママたちは、遊び終わったら面倒でも必ず片付けるようにしましょうね。
いかがでしたか?
今年も心配なデング熱。水たまりのない環境づくりを心がけるほか、蚊取り線香などの害虫駆除アイテムを効果的に使って、これからさらに増えてくる蚊に備えたいものですね。
引用元:
妊娠中は刺されやすい!? 今年も不安な「デング熱から身を守る」ために確認したいポイントとは(楽天WOMAN)