赤ちゃんは分かっていないと思っているが

赤ちゃんが生後6カ月から18カ月の間に大人向けのテレビ番組にさらされている時間が長いと、発達に影響を及ぼし、その後の攻撃的、反抗的な行動が増えると分かった。

赤ちゃんはテレビを見ていないが
 タイのチュラーロンコーン大学/チュラーロンコーン王記念病院の研究グループが、小児科分野の国際誌アクタ・ペディアトリカのオンライン版で2015年6月8日に報告した。

 赤ちゃんが夕方以降にテレビなどのディスプレーが見える環境にあると、夜の睡眠時間が減ってしまうという報告がある(赤ちゃんを夜寝かせるコツ?親子の健康のためにを参照)。

 赤ちゃんがテレビを見ようとしていなくても、映像が自動的に目や耳に入ってくるのかもしれない。研究グループは、赤ちゃんの時のテレビ環境と、成長後の行動に影響があるかどうかを調べた。

反抗的な行動につながる
 研究グループは、タイの生後6カ月の健康な赤ちゃん約200人を集め、生後6カ月と18カ月の時点で母親にインタビューを行った。質問では、赤ちゃんがいるところで大人向けのテレビ番組が流れているかどうかを聞き、次に母親に赤ちゃんの行動をチェックリストに照らして採点してもらった。

 生後6カ月から18カ月の間に大人向けのテレビ番組にさらされていたことが多い赤ちゃんほど、発達において広範囲に問題があり、反抗的な行動を取ることが多いと分かった。

理解しなくても影響
 生後6カ月では、大人向けのテレビ番組が理解できていないと思っていても、テレビがついているだけで成長後の感情的な反応、人や物に攻撃的であるなどの行動に関連する。

 赤ちゃんがいるところで長い間テレビをつけておくのは避けた方が良いだろう。



引用元:
赤ちゃんの前でテレビの付けっぱなしはやめよう、大人向けのTV番組が成長後の攻撃的な行動と関連(Medエッジ‎)