■夏休みの肥満に注意

 「夏休み中に太る子どもが毎年、必ずいます」。福島県飯舘村立小学校の塩田咲江・養護教諭は心配する。エアコンが効いた屋内にいて体を動かさず、おやつを食べ過ぎるからだ。

 子どもの肥満は全国的に問題になっている。とりわけ福島県では、東京電力福島第一原発の事故後、屋外での活動を控えたことなどから深刻化している。肥満傾向の小学生(6〜11歳)の割合は、全国平均が4・3〜9・4%だが、同県は7・9〜15・1%。全村避難が続く飯舘村立小は、23%にのぼる。

 夏休み太りを防ぐにはどうしたらいいのか。この小学校の保護者向けに栄養指導のパンフレットを作製した、あづま脳神経外科病院(福島市)の管理栄養士、大内美登里さんは「夜更かししたり朝寝ぼうしたりすると、食事が朝昼兼用になるなど食生活も乱れ、栄養バランスがとりにくくなります。まずは生活リズムを崩さないよう心がけて下さい」と言う。

 塩田さんは小学校で、肥満傾向の子に個別指導する。夏休み前には「長期休業中がカギだよ」とアドバイスした。「野菜の多い食事をする」「ゆっくり食べる」「おやつの時間を決める」「甘い飲みものは飲みすぎない」などだ。(大岩ゆり)


引用元:
生活リズム崩さないで 朝・昼・夜、規則正しく食べよう(朝日新聞)