2日放送の「駆け込みドクター!」(TBS系)で、ほくろの多い人が持つ致命的なリスクに、的場浩司が驚愕した。

この日は、「ほくろの多い人は乳がんのリスクが高い」ことについて触れた。乳がんの発症とほくろの発生は、ともに女性ホルモンの量によって左右されるのだとか。

アメリカ・インディアナ大学では、ほくろの数と乳がんのリスクについて24年間研究を続けた結果、ほくろが15個以上ある人の発がん率は一般の人と比較して1.35倍と、ほくろが6〜14個しかない人の1.15倍上回っていることを明らかにしている。

この驚くべき情報に、的場は慌てた様子で自身もほくろが多いことを明かし、「ほくろが多かったら、男性でも乳がんになるんですか?」と尋ねた。

この質問に医師の森田豊氏は、乳がん患者の1%が男性だと語り、胸の皮下脂肪が多い人は発症しやすいと告げると、出演者一同は大きな驚きをみせる。

番組ではその後、ほくろによく似た「メラノーマ」の危険性を紹介。これは、皮膚がんの中でも悪性度が高いものであり、ほくろなどががん化するケースもあるという。発症原因だが、太陽の紫外線や皮膚への摩擦・圧迫といった外からの刺激が主となっている。

三県茶屋にある「あかりクリニック」院長の馬場克幸氏によれば、メラノーマの恐ろしさは素早い転移性にあり、リンパや血液の流れに乗って容易に他臓器へと広がっていくという。馬場氏は「早期に見つけないと、命を失う危険性が極めて高い」と警告している。なお、メラノーマの特徴は、以下の4点が当てはまるという。

(1)急速に直径6mmほどに成長する
(2)隆起している
(3)色が濃くなってきたり、ムラがある
(4)形が左右不均等

こうした話の数々に、的場はすっかり怯えてしまったとみえ、目頭にあるほくろに対する不安をしきりに訴え始める。的場は結局、番組中で診断を受けることになったが、無事ただのほくろと判明するや、心底ホッとした表情をみせていた。



引用元:
ほくろの数で乳がんのリスクが高まる 男性にも発症の可能性(livedoor‎)