乳幼児期の子どもと、テレビやスマートフォン(スマホ)などの電子メディアとの付き合い方を考える講演会が2日、札幌市北区の市男女共同参画センターで開かれた。NPO法人「子どもとメディア」(福岡市)認定インストラクターの中谷通恵(なかやみちえ)さん(54)=胆振管内白老町=が「スマホに子守をさせないで」と訴えた。
市民団体「『さっぽろ子ども・若者白書』をつくる会」(札幌)などの主催で、約20人が参加した。中谷さんは「電子メディアの刺激は強すぎて単純。長時間与えると、子どもが複雑で微妙な表情の変化を理解しにくくなるとの指摘がある。子どもがぐずった時にスマホであやさないでほしい」と語った。
また、乳幼児期の長時間のテレビ視聴は《1》表情が乏しい《2》目線が合わない《3》言葉が遅れる《4》一方的にしゃべる―など、言葉の発達やコミュニケーションに影響が出る可能性があると説明。「2歳までの子どもにテレビやビデオは必要ない。テレビを見せて意味があるのは、言葉を上手に使うことができるようになってから」と話した。
授乳時にテレビやスマホを見ている保護者についても「(乳児が)保護者を見つめた時に応答がないと、人を信じる心や心の安定が弱くなってしまう」と強調した。(上野香織)
引用元:
スマホに子守させないで 乳児への影響訴え 札幌で講演(北海道新聞)