自治体が行うがん検診について、厚生労働省は指針を見直し、乳がんについては、医師が見たり触ったりして確認する「視触診」を必須の検査から外し、原則としてマンモグラフィーと呼ばれるエックス線検査だけで行う方針を決めました。
これは、30日に開かれた厚生労働省の専門家会議で決まりました。
厚生労働省は、自治体が行うがん検診の指針の中で、乳がんは40歳以上を対象に、2年に1回、マンモグラフィーと視触診を行うよう求めています。30日の会議では乳がん検診の視触診について、マンモグラフィーの整備が進むなか必ずしも最適な検査法ではなく、検診を行う医師の確保も難しいなどとして、必須の検査から外し、検診は原則としてマンモグラフィーだけで行う方針を決めました。
このほか、胃がんについては、り患率や死亡率が減少傾向にあることから、検診の対象年齢を現在の40歳以上から50歳以上に引き上げ、2年に1回、エックス線もしくは新たに導入する内視鏡の検査を行うとしています。
厚生労働省は、年内に新たな指針を自治体に通知し、来年度の検診に反映させたいとしています。
引用元:
乳がんと胃がんの自治体検診見直しへ(NHKニュース)