このたびカフェインと人工甘味料の入ったソフトドリンクを多く取ると、初潮を早めると報告されている。

 米国コロンビア大学メールマン公衆衛生学部を含む研究グループが、米国栄養学会が発行する臨床栄養学分野の専門誌アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリションのオンライン版で2015年7月15日に報告した。

2400人を10年追跡

 研究グループによると、初潮が早いといくつかの慢性的な病気のリスクにつながるという。

 このたびカフェインを含んだソフトドリンクが、女性の生殖系にどのように影響して、初潮の時期が変わるかどうかという視点から研究が始まった。

 研究グループは、米国の9〜10歳の少女約2400人。黒人と白人が約半数ずつ。

 10年間追跡して肥満と関連した要素、心臓や血管の病気リスクに関わる要素を調べた米国立心肺血液研究所(NHLBI)の研究から、約2000人のデータを対象に、カフェイン添加および無添加の砂糖または人工甘味料を添加したソフトドリンクと11歳未満で初潮となるケース(早期初潮)との関連性を調べた。

 カフェインや甘味料の中身についても調べており、カフェイン、ショ糖(砂糖)、果糖、アスパルテーム(人工甘味料)と早期初潮との関連性も分析している。

砂糖は関連せず

 その結果、8%に当たる165人は11歳未満で初潮を迎えた。

 初潮前の体脂肪などで調整して分析すると、カフェインを添加したソフトドリンクを多く取ると11歳未満で初潮を迎える可能性が高くなると分かった。1日1杯増えるごとに約50%増えていた。

 人工甘味料添加ソフトドリンクも、1日1杯取るごとに11歳未満で初潮を迎える可能性が約40%増加した。

 カフェイン無添加、砂糖添加のソフトドリンクは、11歳未満で初潮を迎える可能性と関連しなかった。

 カフェインとアスパルテームを平均値より多く取ると初潮を早める可能性があるようだ。人工甘味料入りのコーラをはじめ、ソフトドリンクの中身によっては注意すると良いのだろう。


引用元:
コーラは初潮を早める?カフェインと人工甘味料の入ったソフトドリンクで確認、10年間の追跡調査(Medエッジ)