女性にとって大切な臓器の一部でもある「膣」
それなのに意外とその構造や仕組みを知らないという人は多いようです。
そこで今回は、膣にとって重要な働きである「自浄作用」についてお話したいと思います。
■膣の「役割」とは?
そもそも膣には主に4つの役割があるとされています。
1.体外からの雑菌や病原菌の侵入を防ぐ
2.生理による経血やおりものなどの分泌物の通り道
3.性交による精子の受容サポート
4.分娩時の産道
■膣の自浄作用ってどういうこと?
膣は体外と体内にある子宮を繋ぐ重要な機関です。
成熟した女性の膣は女性ホルモンであるエストロゲンの作用により、膣粘膜のいわゆるターンオーバーが起こります。
エストロゲンの働きによって膣壁上皮を厚くし、上皮細胞内のグリコーゲンが増え、それらは細胞内に蓄えられます。
上皮細胞が剥がれ落ちるとその細胞内にあるグリコーゲンはブドウ糖へと分解、それが膣内の善玉菌である「デーデルライン桿菌」によって乳酸に変わり膣内を酸性に保ちます
その結果、酸性の環境に弱い体外からの細菌や雑菌の侵入・増殖を防ぎます。
これが膣の自浄作用です。
この自浄作用は加齢と共にエストロゲンが減少するため、それに伴い膣壁は薄くなり、また自浄作用も低下していくため、膣の乾燥が起こり、性感染症や膣炎などになるリスクが高まります。
■善玉菌を増やすにはヨーグルト!?
ストレスや体調不良、生活習慣の乱れが原因でエストロゲンが減少すると正常に働かなくなり、デーデルライン桿菌といった善玉菌も減少してしまい、自浄作用の低下を引き起こしてしまいます。
そのため、規則正しい生活習慣を送ることも大事ですが、善玉菌を増やすために腸内に生きた状態の乳酸菌を摂取する=ヨーグルトを食べるのもオススメです。
何故なら、デーデルライン桿菌は乳酸菌の一種であること。
また関係ないと思いがちですが、腸内は人間の免疫機能の80%近くを占めており、腸内の善玉菌を増やすことは体内の悪玉菌を減らすということでもあります。
つまり、腸内環境を整えることはすなわち身体全体の免疫力を上げることに繋がるからです。
ただし、ヨーグルトを選ぶ際は乳酸菌が生きたまま届くタイプのものを選んでくださいね。
いかがでしたか。
女性の身体はとっても繊細でとっても敏感。
年齢に関係なく自分の身体を労わってあげてくださいね。
引用元:
膣の自浄作用って何⁇(楽天WOMEN)