「経済的理由」「1人で手いっぱい」
子どもを2人以上ほしいと思っている夫婦も、経済的な理由などで第2子以後の出産をためらっている割合が多いことが、一般財団法人「1ワン moreモア Babyベイビー応援団」(東京、理事長=森雅子・前少子化相)の調査で分かった。
「2人目の壁」解消が急務といえそうだ。
調査は今年4月、全国の結婚14年以下の既婚者で、20〜49歳の男性(妻が39歳以下)と20〜39歳の女性を対象にインターネット上で行い、計2961人が回答した。
それによると、「できれば2人以上ほしい」と考えているのは、子ども1人の夫婦で69%、子どものいない夫婦でも63%にのぼった。しかし、子ども1人夫婦の80%が、2人目の出産をためらっていた。
2人目の壁を感じる理由(複数回答)をたずねたところ、子ども1人夫婦では、「経済的な理由」を挙げた人が83%と際だったほか、「第1子の子育てで手いっぱい」が49%、「年齢的な理由」が39%と続いた。家計や育児の負担に加え、晩婚化の影響も反映する結果となった。
また、子どもがいる男女の回答者に「2人目の壁」の解消策(複数回答)を聞いたところ、育児費用や教育関連費用の支援といった経済的なサポートが82%、休職、復職のしやすさといった仕事面のサポートが45%にのぼった。
長時間労働の解消、育児のストレスを緩和できる仕組み、保育施設の充実など社会環境整備を求める人も目立った。
同財団は「子育て費用を軽減してくれる制度の拡充に加え、仕事と子育てを両立しやすい環境づくりが求められる」としている。
引用元:
子ども1人夫婦、「8割」第2子ためらう(読売新聞)