ツイート 子どもは大人の会話の中から単語を拾って語彙力を伸ばしていきます。周囲の人間からすれば大人の会話で使うような単語を発する子どもに対して、それと同等の理解力・精神力があると勘違いしてしまうことがありますが、子どもの記憶力は大人の記憶力に比べて5分の1以下程度と言われるほど。
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まず最初にロボットのおもちゃで遊んでいて次に車で遊んでいたとしても、最初に何で遊んでいたかと聞くと、「くるま!」と、もっとも印象が強かったものを答える傾向にあります。そのため、出てくる単語が一定になったり、発した単語が正しい意味で使えるようになったりするのは、まだまだ先のことなのです。
子どもの語彙力を上げる一つの大切なルールは、耳と目、両方に訴えることです。車を教えるときは車を見せる、水を教えるときは水に触れさせる。ヘレンケラーとサリヴァン先生のイメージです。
そのほかにも、例えば何か欲しいときに「ちょうだい」と言えるようにするためには「ちょうだい」と何度も言わせるのでなくちょうだいと人に言ったらどんなことが起きるのかも一緒に教えてあげることが大切なのです。
現実と願望を同時に感じる子どもの能力
突然子どもが「公園に行ったんだよ」「アイスを一緒に食べたよね」なんて身に覚えのないことを言い出すことはないでしょうか? そんなときは「そうだね、今度一緒にいこうか」と笑顔でお返事してあげてください。どうしてこのような突拍子もないことを言うのでしょうか、それには子どもらしい言葉と記憶のメカニズムがあります。
現実世界と願望、すなわち夢見る世界が子どものあたまの中では介在しているのです。「アイスクリームをたべたいな〜」と思ったとしても、「〜したい」と未来を表す言葉の使い方は過去を表す言葉よりも後に理解するようになるので、唯一理解している過去を表す言葉「〜した」を用いて記憶するのです。
すなわち、見に覚えの無い「公園に行ったんだ」「アイス一緒に食べたよね」などの経験談は子どもの願望を表しています。嘘だと思って叱ったり否定するようなことをしてしまうと、子どものサインを見逃すことになるので、是非これをきっかけに子どもの希望をキャッチしてあげてくださいね!
引用元:
言葉と記憶のメカニズムから知る 子どもの嘘に隠されているものとは? (excite)