マイペースな子や朝起きるのが苦手な子の場合、朝の支度にかなりの時間がかかってしまうこともあるでしょう。


© Кирилл Рыжов - Fotolia.com

それを見越して早めに起こしていても、なぜか家を出るぎりぎりまで準備に時間がかかってしまい、つい「早くしなさい!」と声を荒げてしまうことも…。

平日の朝がいつもバタバタになっているのなら、これから挙げる3つのポイントを、いま一度見直してみてください。


ポイント(1)ママ自身が時間に余裕を持つこと

まず大切なのは、ママ自身が時間に余裕を持っておくことです。登園までの時間を逆算して、何時に起床するか、掃除や洗濯にどのくらい時間がかかるのか、いつ子どもを起こすのか、などを考えてみましょう。

ママがいつもよりも早めに起きることで、朝ごはんの支度や洗濯などを先に済ませ、家事の目途がついてから子どもを起こすことができます。

ママの時間にゆとりができれば、自然と気持ちにも余裕が生まれ、子どもの支度をさせる時間もつくれるはず。子どもを急に変えるのは難しいので、まずは自分のできることから始めてみてはいかがでしょうか?


ポイント(2)〜ながらを辞めさせる

テレビを見ながら着替えたり、ご飯を食べたりしていると、どうしてもダラダラしてしまいます。特に、子どもは2つ以上のことを同時に行うのが難しく、一方に集中してしまうと、もう一方のことがおろそかになってしまいがちです。

「支度がきちんとできるまではテレビをつけない」といったルールをつくり、「○○しながら」を辞めさせましょう。


ポイント(3)何をするのか、いつまでに用意をすればいいかを伝える

「早く」という言葉は、子どもにとっては抽象的すぎて、どうすればいいのかわからないこともあります。それよりも、具体的な内容を伝えておいたほうが、スムーズに支度してくれるでしょう。

たとえば、「ごはんを食べ終わったら、次は歯磨きしてね」「長い針が6のところまできたらおうちを出発するよ」などと、子どもにもわかるように説明しておけば、子どもも具体的な行動がわかるので、準備が進めやすくなるはずです。

慣れてきたら、徐々にママが口を出す頻度を減らしていくと、最終的に子どもが自分で考えて支度できるようになっていくでしょう。その間にも、子どもが自分で考えて支度ができている時には、褒めてあげることを忘れずに。

ママに気持ちと時間のゆとりができれば、自然と子どもも余裕が持てるようになるはず。毎朝バタバタして、「早くして!」が口癖になっていたママは、ぜひ明日からトライしてみては?


引用元:
子どもの朝の支度が遅すぎて「早くしなさい!」が口癖のママに贈る3つのポイント(excite)