Q 9歳とのことですが。
 A 4歳ごろから、就寝中に尿を減らすホルモンが昼間よりも多く出るようになり、おねしょが減ります。おねしょが治らずに週2回以上する子は5歳で2割、9歳で約1割いると言われています。
 Q 受診するべきですか。
 A 小学1年で治らないと受診を勧めます。20人に1人ほど腎臓や膀胱(ぼうこう)などの病気が見つかるからです。病気がないか調べる必要があります。
 Q 腎臓などの病気でない場合は。
 A 尿を減らすホルモンの分泌が少なく夜間の尿が多いことや、膀胱が小さくてためられる尿が少ないこと、またその両方の場合が考えられます。ただ、一番の問題は、尿意で目が覚めない点です。
 Q どんな治療を。
 A まず生活の見直しです。就寝2時間前から水分を控え、寝る前のトイレを徹底します。効果がない場合、夜間の尿量を減らす薬もあります。尿意で目が覚めるようになるため、ぬれたら音が鳴るセンサーをパンツにつけて訓練する方法もあります。どちらを選ぶかは医師との相談です。眠ることでホルモンの分泌が安定していくので、無理に起こさないでください。
 Q 受診する科は。
 A まずは小児科です。小児の泌尿器を専門とする泌尿器科医もいます。「おねしょ卒業!プロジェクト」という製薬会社が運営するサイトで医療機関の検索ができます。
 Q 治療で良くなるまでどのくらいかかりますか。
 A 薬やセンサーで効果が出るまで平均1年半。治療なしでも大丈夫になるまで平均2年です。叱っても治りません。治療は長期間になりますが、あせらず続けましょう。

引用元:
9歳、おねしょが治らない