がんの早期発見や正しい知識の大切さを学ぶ県済生会病院の市民公開講座(福井新聞社共催)が25日、福井市のアオッサ県民ホールで開かれた。約500人の参加者を前に、乳がんを体験したタレントの山田邦子さんが特別講演した。「がんになっても、あまり落ち込んじゃだめ」「怖いからと健診に行かないのはいけない」などと、自身の経験を踏まえて思いを話した。
山田さんは2007年に乳がんが見つかった時、「何の知識もなくびっくりした」と明かすなど、がんについて歌や笑いも交えて語った。「手術の後も再発の恐怖がついてくる」と話し、「自分のような明るい性格でもメソメソすることがあった。生きているということだから、泣いてもいい。大丈夫!」とエールを送った。
山田さんと同病院の登谷大修院長らが「がんの早期発見と治療のために」と題し、対談した。治療中に悩むこともあったという山田さんに、登谷院長は「一緒にがんばるという気持ちを医者が伝えると、患者さんにも前向きになってもらえると思う」と答えていた。
同病院の健診や放射線治療などの専門家4人による説明もあり、「化学療法は副作用の軽減も含め、大きく進歩している」「日ごろから、かかりつけ医を持とう」など早期発見と治療のポイントを述べた。
引用元:
山田邦子さん、乳がん闘病を回顧 「落ち込んじゃだめ」とエール(福井新聞)