出産し、初めて赤ちゃんと対面したとき、あまりの体毛の濃さに驚いたママも少なくないはず。背中やおでこにびっしりと体毛が生えていて、想像していたような「赤ちゃん肌」とはまったく異なっていることにびっくりした、というママもいるでしょう。


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今回は、そんな赤ちゃんの体毛についてお話しします。


赤ちゃんの体は産毛で包まれています

お腹の中にいる時、赤ちゃんの体には全身に産毛が生えています。生まれる前に、お腹の中で抜け落ちてくることが多いですが、中には「体毛が濃い?」と心配になりそうなくらい、ほとんど産毛が抜けずに生まれてくる子もいます。

「ずっと毛深い状態なのかしら…?」と不安になるかもしれませんが、心配はいりません。ほとんどの場合、衣服の着脱や沐浴の際に自然に抜け、生後1ヵ月くらい経つ頃には、つるつるになっていきます。

ですから、あわてて剃ったり抜いたりすることのないようにしてください。


「1ヵ月経つのに濃いまま…」でも大丈夫!

先ほど、「生後1ヵ月くらい経つ頃には、つるつるになっていきます」と言いましたが、赤ちゃんの体毛が抜ける時期はそれぞれ。なかには、3ヵ月経っても半年経ってもなかなかキレイなつるつるお肌が見えてこないという子もいます。

1歳頃になってやっと産毛が抜けたという子もいるようなので、それもその子の個性だと受け止めて、焦らないようにしましょう。

首や顔、耳など、体中の部位にフワフワとした産毛が生えていても大丈夫! 「いずれは抜け落ちるから」と、長い目で見てあげてくださいね。ただし、どうしても心配な場合は、我慢せずに病院を受診することをおすすめします。

ママのお腹の中にいたときの、体を保護する役割を担っていたとも言われているのが赤ちゃんの産毛。産毛の濃さで悩むのではなく、「こんなふうにして生まれてきてくれたんだな」と、いとおしい気落ちを大事にしてみてはいかがでしょうか?


引用元:
濃くても大丈夫! 赤ちゃんの体毛の話(excite)