ママ同士の仲が良くなると、子どもの預け合いをすることも出てくるのではないでしょうか? どうしても都合がつかない日に子どもを預かってもらえるのは、とても助かること。助け合いの精神で、お互いに子どもたちを預けたり預かったりするのはよいことですよね。

ただ、それが回数を重ねてくると、「あのママは、子どもを預けてくるだけで、おやつも何も用意しない!」「いつも預けてくるけど、うちは託児所じゃないんだけど!」といった不満が出やすくなってくるもの。

せっかくこれまで良好な関係を築いてきたのですから、今後も仲良くやっていきたいですよね。そこで今回は、ママ同士の子どもの預け合いでの、マナーやルールについてお話しましょう。


どんなに仲の良い相手でも、最低限のマナーは忘れないこと
どれだけママ友との仲が深くなったとしても、マナーや常識を忘れてはいけません。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉を念頭に置き、円満な付き合いができるよう、お互いが配慮することが大切です。


子どもに必要なものを持たせる
まず、子どもを預ける上で忘れてはいけないのが、「必要なものを、忘れずに持たせる」ということ。着替えはもちろん、おやつや飲み物などを持参させておきましょう。

子どもを預けるだけで何も用意していない、ということにはならないように、必要なものは最低限持たせるのが、預かってもらう相手への気づかいです。


気になることがあれば伝えておく
子どもの体調などで気になることがある時は、子どもを預けるママにきちんと伝えておきましょう。

たとえば、前日に鼻血が出た、あまり朝食を食べなかったなど、細かいことでも子どもの様子を伝えておいたほうが、相手のママが対処しやすくなるはずです。

気をつかったつもりで何も伝えていないと、それが思わぬトラブルに発展してしまうおそれもあるので、気をつけてくださいね。



預かってもらうことを「当たり前だと思わない」こと
子どもを預け合っていることが当たり前になってしまわないように、常にママ友への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

「預かってくれるから助かる」という気持ちを持っておけば、自然と相手のママ友への対応にも表れるはずです。しっかりと言葉にして御礼の気持ちを伝えることも、忘れずに。


きちんとルールを作っておこう
最後に、気をつけてもらいたいのは、預け合いをするママ友たちの間で「ルールを決めておくこと」です。

たとえば、「過度なお礼はしない」というルールを決めておくと、お互いが気をつかい過ぎずにいられるはず。1人が大げさなお礼をすると、ほかの人たちもそうしなければならない状況になるので、負担が生じることもあります。

最初にルールを決めておき、ルールにのっとって預け合いをすれば、今後も良いお付き合いを続けていけるでしょう。

友だちづき合いには、子ども同士の関係性だけでなく、ママ友同士の付き合いも深く関係してきます。

「ママ同士の仲が悪くなったから、子どもたちが一緒に遊べない」ということがないように、子どもの預け合いも、一度しっかりと話し合う時間を持ったほうがよさそうですね。


引用元:
親しき仲にも礼儀あり! ママ友と子どもの預け合い、どうする?(excite)