暑い時期になると、おうちで水遊びをさせることも出てくるでしょう。ビニールプールでの水遊びは、子どもにとって楽しみなもの。きっと大はしゃぎするはず。


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ただ、そんな楽しい時間でも、常に危険が隣り合わせだということを忘れてはいけません。たった10cm程度の水かさしかなかったとしても、人は溺れる危険性があるのです。

今回はおうちのビニールプールで遊ぶ時の注意点や心構えなどについてお話しましょう。


どんなに浅くても油断は禁物、必ず誰かが監視すること
「たったこれだけの水だから」「ちょっと必要なものを家の中に取りに行くだけだから」といった油断が、取り返しのつかない事故に発展してしまうおそれも十分に考えられます。

特に水慣れしていない子どもの場合、少しでも顔が水に浸かると、パニック状態になってしまう傾向があります。どうしたらいいのかわからなくなり、余計に混乱してたった10cmほどの水でも溺れてしまうのです。

たった数分、数秒でも、目を離したことが命取りになってしまう危険性もあります。そのため、子どもがビニールプールで遊んでいる時には、必ず誰かが見ているようにしてください。

ママだけしかいない場合は、その場を離れる時、必ず子どもをプールから出してから離れる、ということを絶対に守ること。できるだけその場を離れなくて済むように、前もってプール遊びをする際に必要なものを近くに揃えておくとよいでしょう。

自宅でプール遊びをする際に必要な配慮とは?
自宅でプール遊びをする際には、次のようなポイントにも配慮して、安全に水遊びができるようにしましょう。


•30分を目途に切り上げる
•日なたにビニールプールを置く場合、日焼け止めやラッシュガードなどを使用する
•虫除け対策をしておく
•水温が低すぎないように気をつける
•熱中症にならないよう、こまめに水分補給をさせる

水遊びをしていても、熱中症の症状が出てくることはあります。プールで遊んでいる時も、こまめに水分補給をさせて、十分な配慮をしてあげることが大切です。

また、意外にもあると便利なアイテムが、長めのすだれ。ビニールプールを覆うように立てかけることで、日陰をつくることができます。

バスタオル、レジャーシート、子どもの着替えなどはすべて手の届くところに置いて、目を離さずに済む環境を整えておきましょう。

そのほか、子どもの体調と相談しながら、子どもの体力に合った時間遊ばせるのもポイント。水遊びは体力の消耗が激しいので、たとえ元気だったとしても、長時間遊ばせるのはやめておきましょう。



引用元:
ちょっとのよそ見が大事故に!? 自宅でのビニールプール遊びの際に注意しておくこと(excite)