フローラルウォーターって?
フローラルウォーターとは、精油を抽出する時にできる蒸留水です。
精油を作る場合、「水蒸気蒸留法」という抽出方法で精油を抽出するのが一般的です。その際、抽出物は油溶性と水溶性の二層に分かれます。上に浮いている層が精油で、下にある水分の層ことを「フローラルウォーター」と呼びます。
このフローラルウォーター、植物の持つ抗菌・殺菌力や美肌成分を含む影響からか、古代から使われており、あのクレオパトラも愛用していたと言われています。
精油の成分がわずかに溶け込んでいるので、精油のようなよい香りがフワッとしますが、精油に比べて香りや作用が穏やかなため、そのまま化粧水として使っても大丈夫。小さなお子さんでも安心して使えるアロマテラピーとしておすすめのアイテムです。
ローズのように精油では手が届きづらい価格の香りでも、フローラルウォーターならば比較的入手しやすいところも、おすすめのポイントといえます。
代表的なフローラルウォーター4種と、その使い方
フローラルウォーターは基本的に、購入したものをそのまま使うことができます。化粧水として使用するほか(薬局で売っているグリセリンを5%ほど入れると、保湿効果が高まります)、布製品や空間にスプレーして、リネンウォーターやルームスプレーとしても使用できます。
以下に代表的なフローラルウォーターと、その効能をご紹介します。
・ラベンダーウォーター
日焼け後の肌やニキビによいでしょう。殺菌・抗炎症作用が期待できます。
・ローズウォーター
どんな肌質にも合うので、化粧水によく使われます。皮脂のバランスを整えます。
・オレンジフラワーウォーター
ネロリウォーターとも呼ばれます。乾燥・敏感・老化肌によいでしょう。
・ローズマリーウォーター
皮膚を引き締め、清潔に保ちます。脂性肌に向いています。
精油を使うにはまだ心配な月齢の赤ちゃんがいる場合は、このフローラルウォーターを使うのがとてもおすすめです。
名前に要注意
なお、フローラルウォーターには、「芳香蒸留水」や「ハイドロゾル」、「ハーブウォーター」といった、別の呼び名がいくつかあります。これらは、何も添加していないナチュラルなフローラルウォーターのことを指す言葉ですが、たとえば「アロマウォーター」や「芳香水」などの名前で販売されているものには、ほかの成分が添加されているものもあります。
このあたり、少々ややこしいですが、混同しないように注意しましょう。
引用元:
肌の保湿に衣類のニオイ消し、親子で使える香りの水 「フローラルウォーター」とは(excite)