まだ言葉が話せない赤ちゃんは、体調が悪い時も言葉にできません。何の前触れもなく嘔吐することも…。急に吐く、下痢をするといったお腹に関わる症状の場合、発熱しない場合も多く、「乳幼児嘔吐下痢症」が疑われます。親にとってはどう対処すればいいのか分からないことも多い「乳幼児嘔吐下痢症」。その対処法についてご紹介します。
■発熱せずに嘔吐と下痢が続く
「乳幼児嘔吐下痢症」はロタウイルス、ノロウイルスといったウイルスにより、ひどい嘔吐と下痢の症状が続く病気です。熱が出ない場合が多く、出たとしても38度ぐらいの熱が多いと言われています。
嘔吐はウイルスが体外に出るまで何度か続き、下痢の症状がある場合は便の色が白色系で水のような便になり、1週間程度続くことが多いようです。ウイルス感染により他の人にうつるため、症状が落ち着くまでは保育園や幼稚園、学校などにも通うのを控えましょう。
■脱水症状に要注意!
嘔吐下痢というと、脱水症状に気をつけたいですが、吐き始めてしばらくは、水分を与えるとすぐにまた吐いてしまいます。水分を補給しなくても、涙が出ている、おむつにおしっこが出ているなどの場合は、胃を休めるという意味もあるので、ほんの少しの水分補給に留めておきましょう。嘔吐が2日目まであり、おしっこや涙、汗などが出ていない、口周りが乾いてきたような脱水症状の場合は、早急に病院に連れて行きましょう。
水分補給をする場合は、がぶ飲みさせるとまた吐いてしまい体力を奪うため、スプーンなどで1口ずつあげましょう。吐き気が収まったら、おかゆなどの消化のよい食べ物からあげるといいですね。
■大人も感染にするので消毒を!
子どもの嘔吐の処理をしている間に、親が感染してしまうことも多い乳幼児嘔吐下痢症。子どもが嘔吐した後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系消毒剤)を薄めた消毒液で消毒するのが効果的です。嘔吐物を拭いたぞうきんや紙などはビニール袋に密封して捨てましょう。嘔吐物で汚れた衣服は、他の衣類にウイルスが付着しないように、塩素系消毒剤につけ込んで消毒するのがおすすめです。
子どもも大人も感染する嘔吐下痢症。手洗いやうがいなどの基本的な予防法をしっかり行うことで、流行シーズンにも感染しないように気をつけたいですね!
引用元:
発熱してないのに、赤ちゃんが突然嘔吐…どう対処する!? (モデルプレス)