スーパーフードは妊活の味方
妊娠を望む方にとって、まずは男女ともに自らの体を健康な状態にすることは不可欠です。スーパーフードは栄養バランスに優れていたり、一部の栄養・健康成分を豊富に含んでいるので、不足している栄養を補い、体調を向上させるのにぴったりです。
また、スーパーフードによっては、ホルモンバランスを整えたり、精子や卵子の状態を良くするのに役立つものもあります。薬ではないので、副作用もなく安心・安全です。ここでは、スーパーフードの中から特に妊活におすすめの3品をピックアップしてご紹介します。
アーモンド
女性においてはビタミンE不足が不妊の原因につながるという報告が出ています。また、男性はビタミンEを多く含む食事を摂ることで精子の質を高めるといわれています。
ビタミンEの抗酸化作用は、精子と卵子のDNAを守る役割もしているので、妊活中の方は男女問わずアーモンドを積極的に食べると良いでしょう。おやつにひとつかみのアーモンドを食べたり、料理やデザート、スムージーに使う牛乳をアーモンドミルクに置き換えると、無理なくアーモンドの摂取量を増やせます。
クルミ
男性に1日75gのクルミを食べさせた結果、精子の生命力と運動力、形状が向上したという研究結果があります。これは、クルミに豊富に含まれるオメガ3系必須脂肪酸の効果のようです。オメガ3系必須脂肪酸はホルモン生産にも不可欠ですので、男性だけでなく女性不妊にもおすすめです。
クルミのほかにオメガ3系必須脂肪酸が豊富なスーパーフードに、いま日本で注目されているチアシードもあります。 クルミとチアシードを常備して、用途によって使い分けると良いでしょう。クルミはそのまま食べたり、焼き菓子に練り込み、チアシードはヨーグルトやスムージーに混ぜて使うのがおすすめです。
マカ
いくつかの研究によって、マカは性欲を向上させる、精子の数を増やす、ホルモンバランスを整えるなどの報告があります。
マカはペルーの高地で育つ非常に強い根菜で、現地では老若男女のスタミナ源として重宝されています。日本ではパウダータイプのものが手に入ります。甘いカブのような味で、後味にちょっとした辛味が残ります。
小麦粉を使った料理やデザートと相性が良いので、お好み焼きやホットケーキ、クッキー、天ぷらの衣などに混ぜると使いやすいでしょう。たくさん入れるとクセが強く出るので、2人前に小さじ1〜2程度を入れてみて、大丈夫であれば徐々に量を増やしてみてください。毎日摂りたいのであれば、スムージーやホットミルクに混ぜるのもお勧めです。その場合はカップ1杯に小さじ1/2〜1程度が適量です。
引用元:
コウノトリを招く!妊活にお勧めのスーパーフードベスト3(楽天WOMEN)