埼玉県狭山市議会は6月議会最終日の25日、議員が欠席できる理由として「出産、育児、看護、介護」を盛り込んだ議会規則改正案を全会一致で可決した。
 女性の議会進出を促すため「出産」を加える自治体は増えているが、看護などにまで広げるのは珍しいという。

 全国市議会議長会は今年5月、全国の市と東京23区の議会が規則を決める際に参考にする標準規則に「出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届を提出することができる」との項目を加えた。これを受け、狭山市議会も、性別にかかわらず議会で活躍できるようにと、独自に規則を改めた。

 同市議22人のうち女性は4人。磯野和夫議長は「今後さらに女性議員が増えていくことを期待する」とコメントしている。


引用元:
「育児・看護・介護」で議会欠席可能に…狭山市(読売新聞)