浜松市東区の市立中郡中(粕谷理香校長)は24日、乳幼児との触れ合いを通して命の大切さを学ぶ「ふれあい体験会」を同校体育館で開いた。
同校は6月を「命を考える月間」と位置付けて授業を展開している。事前学習にも取り組んだ3年生約150人が、市内で暮らす生後2カ月から2歳までの乳幼児91人やその家族と交流した。
生徒は母子手帳や胎内のエコー画像を見ながら、母親らから出産の喜び、子育ての楽しみや大変さ、子どもの名前の由来などを聞いた。遊びの時間には、恐る恐る乳児を抱く男子がいる一方で、上手にあやす女子もいた。女子生徒(14)は「自分の親も大事に育ててくれたと思うと、ありがたく感じた」と話した。教員は「小さい子と接することで生徒の普段と違った表情が見えた」と喜んだ。
引用元:
赤ちゃん抱っこ、中学生笑顔 浜松・中郡中で体験会(@S[アットエス] by 静岡新聞)