2015年6月17日、台湾・苗栗県で生後わずか2カ月の乳児がすでに麻薬中毒となっており、台湾史上最年少の「断薬治療」が行われることがわかった。台湾紙・中国時報の報道を中国新聞社が伝えた。
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生後2カ月の乳児がどのような経緯で薬物中毒になるのか?もちろん、その原因は母親にある。乳児の母親は違法薬物を常習しており、乳児は母親の妊娠中からすでに薬物の影響を受けていた。出生後は母乳を通じて間接的かつ継続的に薬物を摂取していたとみられる。17日夜、母親を拘束するために現場に駆けつけた警察と衛生局職員によると、乳児はあきらかに薬物中毒の症状を呈していた。母親自身は心神喪失状態で、自力で生活する能力はすでに失っており、乳児はほぼ育児放棄状態だった。
母親を取り巻く状況は常軌を逸している。母親は乳児の父親とは正式に結婚しておらず、内縁関係だったが、もともとこの男性は彼女の義弟、つまり女性の妹の夫だった。当の妹は違法薬物売買の罪で10数年の服役中。妹の収監後に2人は同居を開始し、2015年4月に未婚のまま娘が誕生した。2人も薬物売買で生計を立てており、当局の目を逃れるように車上生活を送っていた。(翻訳・編集/愛玉)
引用元:
台湾で生後2カ月の乳児が薬物中毒に 母親の妊娠中から影響を受ける(livedoor)