産婦人科系のがんの治療後、女性で性機能障害が問題になると分かった。
カウンセリングが有効となるようだ。
米コロラド大学がんセンターを中心とした研究グループが、米国臨床腫瘍学会(ASCO)の2015年年次総会で報告した。
がん治療で性生活はどうなる?
米国では毎年9万人の女性が、子宮頸がん、子宮がん、卵巣がん、膣がん、外陰部がんを含む産婦人科系のがんと診断されている。これらの女性は放射線療法、化学療法、手術などの治療を受ける。
研究グループは315人の女性の性的健康状態について調査した。181項目の質問調査をオンラインまたは対面で実施した。注目したのはがん治療前後の性機能不全と婚姻関係の変化だった。
閉経前の女性で減少
産婦人科系のがん治療後の女性では、性的活動は治療前では月に6.1〜6.8回だが治療後では2.6〜4.9回にまで減少すると分かった。
がん治療後は全体的な性的活動の頻度低下だけではなく、データによれば、若い時期の閉経前の女性で性機能に関わる問題が起きるリスクもあるようだ。痛みや感覚の変化などの可能性があると見られる。
化学療法を受けた女性は婚約中の女性も同様の傾向があった。
性的活動の低下にもかかわらず、婚姻生活の破たんは増えていなかった。
特に若いカップルにがん治療中にカウンセリングを受けるという選択肢があれば、長期的に性的健康への助けになるようだ。
日本では日が当たりにくいかもしれないが、適切な対策は必要になる
引用元:
産婦人科系のがん治療後、性機能不全が問題に、カウンセリングが有効(Medエッジ)