言葉遣いが悪い親の子どもが丁寧な言葉を使い、挨拶をしない親の子どもが挨拶をするようにはなりません。子どもは親の後姿を見て育つ、と言いますが、まさに子どもは親の鏡です。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が“気をつけたいママの言動”についてお話しします。

■どうしたら「自分から挨拶をする子」になる?

集合住宅に住んでいる人の場合、同じマンションの住人とエレベーターで一緒になったときどうしたらいいか迷いますよね。親しくはなく特に名前も知らない相手の場合、こちらから挨拶しようか、黙っていようか戸惑います。

でも“挨拶をする子に育てたい”のならば相手が黙っていても、こちらから「おはようございます」「こんにちは」と挨拶をしましょう。

保育園、幼稚園の送迎時、担任の先生から声をかけられる前に笑顔で元気に「おはようございます」と言いましょう。朝、起きて子どもが黙っていたら「おはよう」とママから声をかけましょう。

当たり前のことですが、そんな親の姿を見て子どもは人に会ったら“自分から挨拶をする子”に育ちます。

■「ほんと?」「うそでしょ」の前置きは相手を信じていない!

会話中に「ほんと〜」「うっそ〜」を前置きに付ける人も注意が必要です。流行り言葉で「まじっすか」「まじで」と同じで軽く使っている人も多いですが、これって裏を返せば“相手の言うことを信じていない”ということを表しています。

子どもが「今日、幼稚園でみんなの前で手を挙げたから褒められたんだよ」と伝えたときに「ほんと〜?うそでしょ」と言ってしまうと、子どもは“ママに信じてもらえていない”と感じています。

「そうなんだ。偉かったね」と素直に反応してやりましょう。

■便利な魔法のフレーズ「すみません……」

人に対して、なんでも「すみません」と言っていませんか? どんな時にでも使える魔法のフレーズですが、“すみません”の言葉には3つの意味があります。

(1)謝罪

(2)依頼

(3)感謝

“すみません”には謝罪の気持ちを表しますが、感謝の気持ちも含まれます。でも、感謝の気持ちを表すには“ありがとうございます”という立派な言葉があります。

落としたハンカチを拾ってもらったとき、赤ちゃん連れだからと席を譲ってもらうとき、つい“日本人としての謙遜の文化”が沁み付いているのか「すみません」と口にしてしまうことがありますが、ぜひ、ここは「ありがとうございます」と言いましょう。

■正しい敬語を知らない親が多い!?

敬語を正しく使って話すのは難しいですよね。親がなんでも“ですます調”の丁寧語だけしか使っていなければ、子どもはいつまでも敬語を使えるようになりません。

例えば子どもの前で“園長先生が来た”はNGで、“ですます調”の“園長先生が来ました”でも不十分です。

“園長先生が来られました”と言いがちですが、 “られる”は敬語ですが、なんでも“られる”を付けて済ますのは敬語の種類を知らない人です。ここは「園長先生がいらっしゃいました」「園長先生がお越しになりました」と言いましょう。

子どもの前ではぜひ、正しい敬語を使ってください。

いかがでしたか。

“子どもは親の後姿を見て育つ”と言いますが、行動はもちろん、言葉も子どもにとっては身近な親が基準になります。将来、恥をかくのは子どもです。子どもが小さなうちからママの行動や言葉遣いを気を付けてみましょう。


引用元:
ママをそっくり真似しちゃう!将来「子どもが恥をかく」親のNG言動とは【infoseek】