妊娠中の女性の体重が増え過ぎ、運動をせず、喫煙習慣があると、生まれた子どもが8歳になった時に肥満になる可能性が高まるようだ。

母親の妊娠中の生活習慣を調査
 ギリシャと米国の研究グループが、小児科分野の国際誌であるBMCプレグナンシー・アンド・チャイルドバ−ス誌2015年5月号で報告した。

 研究グループによると、世界中で年間130万人の子どもはBMIが25を超える過体重になり、30万人以上はBMIが30を超える肥満になると推定されている。

 2004年から2007年のデータでは、妊娠中の女性の半分以上に体重の増えすぎの傾向があった。

 研究グループは5125人の子どもの全国データベースを検討、さらにアンケートと電話による面接を行い、子どもの肥満と母親の妊娠中の生活習慣との関連について比較した。

肥満程度は強まっていく
 妊娠中の女性が体重の増え過ぎの状態にあったり、喫煙していたりすると、子どもは肥満の可能性が高まると分かった。

 妊娠中の体重の増加の程度が大きく、喫煙の程度が多く、妊娠中の運動が少ないほど、子どもが8歳になったときに肥満の傾向が強くなった。

 妊娠中には禁煙、適度な運動に努めるのは、生まれてくる子どもにとっても意味があるというわけだ。

 子どもの肥満といっても、10歳の肥満は大人になってからの大腸がんのリスクも高めるという報告もある(10代で太っていると、その後の大腸がんリスクは2倍に、米国ハーバード大学が報告を参照)。看過できない。




引用元:
妊娠中に太るほど、生まれる子の8歳時点の肥満傾向も強く(Medエッジ‎)