6月4日から「歯と口の健康週間」
東京消防庁が、幼い子供を対象に歯磨き中の事故について注意喚起を行っている。
同庁の発表によると、平成22年以降の約5年間に、歯磨き中の事故により、5歳以下の乳幼児が207人救急搬送されているとのこと。
そこで6月4日から始まる「歯と口の健康週間」を前に、インターネットなどを通じて注意を呼びかけている。
1歳と2歳が大半
事故の傾向を見ると、207人中、1歳児(97人)と2歳児(61人)がほとんどだ。立ち歩きができつつも、不安定な状態であることから事故が起きやすいのだろう。
また207人中、176人が入院を必要としない軽症で済んだものの、入院の必要のある中等症が29人、生命の危機が強いと認められた重症の乳幼児が2人いる。ただ幸いなことに死者はゼロのようだ。
風呂場の転倒や、階段の転落など、日常生活における危険性は存在するものの、まさか歯磨きで「生命の危機」に至るとは思いもよらなかったのではないだろうか。
保護者の付き添いを推奨
直接的な負傷の原因は口にくわえた歯ブラシだろうが、事故を引き起こした原因は次の通り。
歩いたり、走ったりして転倒:133人(64.3%)
人や物とぶつかる:19人(9.2%)
踏み台などから転落:14人(6.8%)
その他:30人(14.5%)
不明:11人(5.2%)
これらから「歯磨きに集中させる」「いすや踏み台に乗ったまま歯磨きさせない」「歯磨き中は保護者がつきそう」をアドバイスとしている。
資料では中等症の5つの事例を紹介している。
その1つに、「歯みがきをしながら走っていたところ転倒し、口腔深部にハブラシが刺さった」(平成26年12月、2歳、女の子)がある。
こうした事態を引き起こさないためにも、保護者の注意は不可欠だろう。
引用元:
5年間で207人の乳幼児が救急搬送!東京消防庁が歯磨き中の事故に注意喚起 (IRORIO)