『米国医師会雑誌・小児科』が1日に発表した最新研究の結果によりますと、母乳を与えることによって、子どもの白血病発症率を引き下げられるということです。母乳には免疫活性物質が多く含まれており、炎症に対して抵抗力があるため、赤ちゃんの免疫システムの育成に役立つと見られています。
 白血病は子どもに多発する血液のガンの1種で、子ども腫瘍発病の約30%を占めています。母乳を与えなかった子どもや、授乳時間が短い子どもに比べて、母乳の授乳期間が6ヶ月、またはそれを超える子どもの場合、白血病の発症率が19%低くなります。母乳を与えなかった子どもと比べて、授乳時間を問わず、母乳を与えた子どもの場合、白血病の発症率が平均で11%低くなります


引用元:
母乳で子どもの白血病リスク引き下げ(CRI)