長野市のJA長野厚生連篠ノ井総合病院で27日、ドクターヘリによる搬送訓練が行われた。同病院の本館棟(地上6階、地下1階)が今年3月に完成し、屋上にヘリポートが新設されたことに伴う訓練で、同病院の関係者ら50人が参加した。

 訓練では、厚生連佐久総合病院(佐久市)を基地病院として運行されている「信州ドクターヘリ佐久」を使用。ヘリコプターを実際にヘリポートに着陸させて患者を病院内の救急センターに運ぶ訓練と、病院内のICU(集中治療室)から他の病院に転院させるために患者をヘリコプターに乗せる訓練がそれぞれ行われた。

 訓練に参加した同病院救命センター長の関口幸男医師(48)は「ヘリポートが出来たことで、これまでは松本まで搬送していた北部地域の患者を受け入れられるようになる。関係機関との連携や態勢充実を図りたい」と話した。

 県内の厚生連病院へのヘリポート設置は4カ所目。県内では松本市の信州大付属病院を基地病院にする「信州ドクターヘリ松本」と合わせて2機のドクターヘリが運行されており、平成26年度の出動件数は計945件。25年度は986件だったが、24年度の828件に比べると増加傾向にある。この背景について、県健康福祉部医療推進課は、ドクターヘリの認知度の向上に加え、ヘリポートのような運行環境の整備が進んでいることなどを挙げている。

..

引用元:
篠ノ井総合病院でドクターヘリ搬送訓練 「態勢充実図る」(産経ニュース‎)