身の周りに月に一度、イライラしている女性はいませんか? もしかするとその人の性格の問題ではなく、生理が関係しているのかもしれません。生理前になると、イライラする、とっても悲しくなる、人を攻撃してしまう、ジャンクフードをたくさん食べてしまう等の症状が出ることがあります。
症状は人それぞれですが、自分では抑えることのできない不調で、毎月悩む女性は意外と多いと思います。こういった症状のことを“PMS(月経前症候群)”と呼びます。
今回は、国際中医師であり、漢方薬剤師の著者が、PMSの解決方法についてお伝えしたいと思います。
■手が黄色い女性はPMSになりやすい!?
漢方の考え方で、手の黄色い人は、脾(ひ)という臓器が弱っていると考えます。脾は、ほぼお腹の中央にあり、脾が弱っているというのは、胃腸の働きが低下していることを表します。そのため、結果的に食べ物からの栄養の吸収が悪くなり、栄養が不足してしまうのです。
この状態を漢方の考え方で、血虚(けっきょ)と呼びます。女性には、この血虚に陥りやすい時期が存在します。それは、生理前と生理中です。生理前や生理中には、女性ホルモンのバランスの変化等から血虚、つまり血が不足した状態になりやすいのです。
また、手の黄色い人は、慢性的に血虚になりやすいとされ、生理前、生理中は、さらに血虚の症状が出やすくなります。
漢方の考え方では、「血の働きは精神を落ち着かせる」としています。そのため、血虚は、PMS時のイライラや悲しみの原因となるのです。さらに、栄養の不足を補うため、高カロリーで即エネルギー源になるようなジャンクフードをたくさん食べたくなることもあります。悪化すると、過食症の原因になることもあるので、注意が必要です。
■他にもある女性に影響する血虚の症状3つ
(1)生理痛
漢方には、痛みの原因に対して2つの原則があります。不栄則痛(ふえいそくつう)と不通則痛(ふつうそくつう)です。前者は気血などの栄養が不足している時、後者は気血が廻らず滞っている時に痛みが生じるという意味です。血の不足は、生理痛の原因にもなります。
(2)頭痛
生理付近の頭痛は、血虚により、上記の生理痛と同様の理由で起こることが多いです。
(3)冷え性
手足など末端が冷えやすくなります。
■血虚に陥らないための対策方法
手が黄色い人に多い食習慣には、朝はパンとコーヒー、昼はパスタ、お菓子をよくつまみ、夕飯はあっさりとカップスープとサラダで済ます……というような食事が多く見受けられます。もしくは、お菓子だけ食べて食事を抜いてしまうことも。
この食事の特徴は、糖質が多く、タンパク質が不足していること。体の材料となるタンパク質が不足すると血虚の症状に陥りやすくなるので、タンパク質の量を意識して、お肉や魚、豆などを積極的に摂るようにしましょう。
手の黄色い人は、甘い物やお米、麺に食事内容が偏ることが多いので気をつけましょう。また、胃の負担となる脂っこい食事を控えて、消化を促進してくれる大根やカブ、キャベツなどの食材を食べるようにするとよいでしょう。
PMSは、健康であれば感じないものともされます。手に黄色いサインが出ている人は、少し気をつけてみましょうね。
引用元:
手に兆候…PMSになりやすい女性 手が●色なら可能性アリ!生理前に不調が襲う「血虚」…特徴と対策(livedoor)