県と宇都宮市が2014年度に実施した風疹抗体検査の結果、受検者の3割が免疫不十分だったことが分かった。妊婦が感染すると胎児に重い障害(先天性風疹症候群)が生じる可能性がある。県は本年度、検査機関を大幅に拡大し、積極的な受検を呼び掛けている。
風疹は13年、全国的に大流行した。自治体は相次いで予防接種費用の助成に乗り出したが、ワクチン不足が予想されたことから、国は事前に抗体検査をするよう要請していた。
これを受け、県は5施設で検査を実施。30代を中心に計481人が受検し、「免疫不十分」とされる指標「16倍」を下回ったのは147人だった。
宇都宮市保健所も、県とほぼ同様の傾向が見られた。
県と宇都宮市の結果を総合すると、受検者853人のうち免疫不十分だった人は249人となり、割合は29・2%に上る。
風疹は予防接種で防ぐことができる病気だが、国の接種制度が頻繁に変わったため、世代によって接種率にばらつきがある。
そのため、県と宇都宮市は本年度も事業を継続。県は本年度、県内医療機関約450カ所でも検査を受けられるようにした。
検査機関一覧は県ホームページに掲載されている。
引用元:
風疹の免疫、3割「不十分」 妊婦感染で胎児に障害も 栃木県内の抗体検査 (下野新聞)