前編では「若返りの水」 ハンガリーウォーターにまつわる逸話についてお話ししました。今回は詳しいレシピをご紹介していきます。

ハンガリーウォーターは、材料さえ準備すれば手作りするのはとても簡単。子どもさんと一緒に作ってみると、色水作りをするようで楽しいので、おすすめですよ。

■子どもも一緒に使える、ハンガリーウォーターの作り方

<材料>
・ドライハーブ
◯ローズマリー 10g
◯ペパーミント 10g
◯ローズ 5g
◯レモンピール 5g

・精製水 200ml
・無水エタノール 100ml
(※精製水と無水エタノールを入れる代わりに、ウォッカ300mlでも代用可)
<作り方>
1.煮沸した瓶にドライハーブを入れる(ペパーミントは手で軽くもみ、葉を小さくする)

2.無水エタノールと精製水を入れ、よく混ぜる(ハーブが浸るように割り箸などで突くとよい)

3.冷暗所に3週間ほど保存する(1日1回振りまぜる)

4.3〜4週間経ったら、コーヒーフィルターなどでこして出来上がり
※保存は冷蔵庫で1年くらい可能です。
■ハンガリーウォーターの使い方:どうやって使うの?
ハンガリーウォーターは、以下のような使い方がおすすめです。

<化粧水として使う>
出来上がったハンガリーウォーターを、精製水で10倍ほどに希釈すると手作り化粧水ができます(例:ハンガリーウォーター10mlに対し、精製水90mlを加える)。スッキリとしたハーブの香りが心地よいので、顔だけでなく、ぜひとも体全体に惜しみなく使ってみてください。お好みでグリセリンを10%程度入れると、しっとりとした使い心地になります。

ハンガリーウォーターの原液は薄めなければ保存がききますが、薄めて化粧水にしたものは、なるべく早めに使うのがベター。50〜100mlずつ作り、冷蔵庫で保存をして、2週間以内に使い切ることをおすすめします。

<入浴剤として使う>
ハンガリーウォーターの原液を、お好みで大さじ1〜2ほど湯船に入れてお楽しみください。さらにお好みで天然塩を大さじ1入れると、体がポカポカして上がった後も冷めにくくなります。また、出がらしのハーブをコットンなどに包んでお風呂に入れてもよいでしょう。

■ハンガリーウォーターを使用する際の注意
・小さな子どもと一緒に使用する場合は、濃度を薄めにするか、パッチテストを行ってから使用してください。

※簡易パッチテストの行い方:
腕の内側に10倍に希釈したハンガリーウォーターを10円玉程度の大きさに塗布し、24時間後にかゆみや赤みの反応がないかチェックする。

・肌に合わない場合は、すぐに使用を中止してください。

・ハンガリーウォーターは水で薄めてしまうと傷みやすいので、すぐに使い切れる量を少しずつ作り、冷蔵庫で保存することをおすすめします。


引用元:
奇跡の手作り化粧水! 子どもと一緒に使える「ハンガリーウォーター」の作り方(excite)