お腹の赤ちゃんが大きいと、難産になるというイメージが強いのではないでしょうか。妊娠37週で胎児の体重が3000gを超えていて、これ以上体重を増やしたくないという相談が寄せられていますが、看護師さんたちは何と言っているのでしょうか。
■妊婦さんからの相談:「大きすぎる赤ちゃん。これ以上体重を増やしたくないのですが……」
『妊娠37週ですが、既に胎児の推定体重が3000gを超えています。まだ予定日までだいぶあり、この時期にこんなに大きくなってしまい難産になるのではと心配です。これ以上胎児の体重を増やさないために、また安産につながる対策として何かできることはありますか?特に暴飲暴食というわけでもなく食事のバランスや量も気をつけてはいますが、もっと量を減らした方がよいのでしょうか。(30代・女性)』
■股関節を柔らかくする体操など
子宮周辺の筋肉や股関節を柔軟にする体操などをすると、安産に繋がると看護師さんは説明しています。赤ちゃんが大きくても無事に出産した人はいるので、できる範囲で運動を行いましょう。
『散歩や体操など1日30分程度の運動を心がけ、できれば歩く時間を長くする、少しペースを速めるなど試みてください。4000gの赤ちゃんでも無事に自然分娩できたケースも多くあるので、頑張って運動してみてください。(産科看護師)』
『座る時はあぐらをかいたり、家事の合間の足踏みや廊下を歩くなど足腰の運動をすることで骨盤底筋が鍛えられ、子宮口や股関節が柔らかくなり安産にも繋がります。(産科看護師)』
『子宮周辺の筋肉を和らげるような体操を取り入れるとよいと思います。お腹の張りに気をつけながら行えば、身体が温まってカロリーの消費になり、むくみ予防にもよいですよ。(内科看護師)』
『赤ちゃんが大きくなりすぎると骨盤を通過できずに、帝王切開になる可能性が高くなります。赤ちゃんが大きい理由は遺伝性の他に、妊娠糖尿病や母体の体重の増え過ぎなどが考えられ、体重についてはママの努力次第で改善可能です。(呼吸器科看護師)』
『運動は赤ちゃんが大きくなりすぎるのを防ぐ他にも、妊娠に必要な筋肉を鍛える・ストレスの解消・カロリーの消費など様々な利点があります。ストレッチや近所への散歩でもよいので、適度な運動を心がけましょう。(呼吸器科看護師)』
■一日の摂取カロリーは2250 kcal以内
妊娠末期に必要なカロリーは1日2250kcalなので、食事と間食を合わせこの範囲内に収めるようにしましょう。
『妊娠中の必要カロリーは妊娠末期(28週以降)で2250kcalと言われているので、一日の食事のカロリーをこの範囲内に収め、むくみ防止のため塩分は控えめにし、間食はこんにゃくゼリーなど健康的で低カロリーのものにしましょう。(内科看護師)』
『お産は標準体重でも痛みは伴いますし、赤ちゃんが小さめでも、ママの運動不足や子宮周囲の筋肉の状態によっては難産になることもあります。無理に食事量を減らすというより、脂肪や糖分の少ない低カロリーの食事を意識してはいかがでしょうか。(内科看護師)』
無理に食事量を減らすというのではなく、量より質を心がけましょう。また股関節を柔軟にする体操などは安産に繋がるので、体調のよい日に少しずつ取り入れてください。
<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>
引用元:
妊娠37週で3000g超えの胎児、難産対策などあるの?(マイナビニュース)