生後2〜3ヵ月頃から始まる、赤ちゃんの黄昏泣き。

・「日中の疲れが夕方になって出るから」「お腹の中にいた頃のことを思い出しているから」といった心理的要因
・お腹が空いた、眠たいといった生理的要因
・オムツが汚れている、暑い、寒いといった外的要因

など、さまざまな要因があるといわれていますが、はっきりした原因はわかっていません。

© Martinan - Fotolia.com


しかし、黄昏時である夕方頃は、ちょうど家事で忙しい時間帯。赤ちゃんがぐずっていると思うように進まず、イライラしてしまうこともあるでしょう。

今回は黄昏泣きの時期を乗り越えてきた先輩ママ達の声を参考にしながら、対応の仕方を紹介していきましょう!

■黄昏泣きの対処法(1)家事を中断して赤ちゃんとスキンシップを取る
夕方の忙しい時間帯に泣かれると、ママも焦ってしまいますよね。そろそろパパも帰ってくるし、まだご飯の準備ができていないし…と、焦れば焦るほど、イライラが募ってしまいます。

そんな時、もしも可能なら、一旦家事を中断して、赤ちゃんとしっかり向き合う時間をつくってみてください。おっぱいをあげたり、抱っこしたり、スキンシップをとることで赤ちゃんの機嫌が直り、しばらくは落ち着いて家事に取り組めるかもしれません。

■黄昏泣きの対処法(2)昼間に家事を済ませておく
専業ママや育休中なら、日中、時間がある時や赤ちゃんが寝ている時を見計らって、昼間に家事を済ませておくという方法もあります。

夕方になると黄昏泣きをするのなら、あえて夕方は余裕を持って過ごせるようにそれまでに家事を終わらせておきましょう。

赤ちゃんが泣いても、やるべきことが終わっていれば精神的にも楽ですし、焦らずに済むので、イライラも抑えることができるはずです。

■黄昏泣きの対処法(3)赤ちゃんが安心できる環境を整える
寝かせていると泣いてしまうなら、おんぶをしたり、スリングや抱っこ紐で抱っこをしたり、赤ちゃんを取り巻く環境を変えてみては? 「お腹の中にいた時に聞いていたであろう、ガサガサ音を聞かせるために、赤ちゃん用アプリを使っている」という先輩ママもいました。

ほかにも、赤ちゃんにマッサージをしたり、語りかけたり、ちょっと外に出してみたりすることでも、泣き方が軽くなったというケースもあるようです。

黄昏泣きは、生後2、3ヵ月月頃〜5ヵ月頃までの赤ちゃんにもっとも多く見られます。その頃はママもちょうど、産後の疲労や育児のストレスなどが溜まっている時期ですが、黄昏泣きは一時的なこと。ですから、「今だけ我慢すれば!」と、気持ちをポジティブに転換し、割りきってみるのも1つの方法です。

大人と同じように、赤ちゃんも気まぐれ。その日の赤ちゃんの様子や個性に合わせた方法を取り入れていってください。いろいろな方法で黄昏泣きに対処して、つらい時期を乗り越えていきましょう!


引用元:
忙しい時間帯なのに…赤ちゃんの黄昏泣きにどう対応する?(excite)