乳幼児を抱える母親の8%が、子どもにサプリメントを与えていることが24日、厚生労働省研究班の調査で分かった。製品名や成分を答えられない母親が3割に上るなど、適切に利用されていない実態が明らかになった。




【特集】乳酸菌でピロリ菌抑制〜胃がん予防につながる可能性も〜



 主任研究者の梅垣敬三国立健康・栄養研究所情報センター長は「ビタミンやミネラルも過剰に摂取すれば健康への悪影響が懸念される。成分の含有量や摂取量に注意してほしい」と話している。
 調査は2013年2月、1〜6歳の子どもを持つ20〜40代の女性を対象にインターネットで実施。2063人から回答を得た。
 その結果、子どもにサプリメントを与えたことがあると答えた母親は165人で、全体の8%だった。与え始めた時期は2歳が最も多かったが、約1割は0歳から食べさせていた。
 与えた理由は、「食事だけでは栄養不足な気がした」がトップで、「なんとなく健康に良さそう」「好き嫌いが目立ち始めた」が続いた。製品に含まれる成分は30種類以上に上り、ビタミン類やカルシウムが上位を占めた。 
 利用者のうち、製品や広告に「子ども用」と明記されたサプリメントを与えていた母親は19%にとどまった。32%は製品名やメーカー名、成分について不明と回答。サプリメントと勘違いして整腸剤などの医薬品を与えていた母親も17人いた。
 梅垣氏は「幼少時は食習慣を形成する上で重要な時期。安易にサプリメントに頼らない心掛けが必要だ」と指摘。利用する場合は食事内容を考慮し、必要かどうかを慎重に判断すべきだとした。


引用元:
母親の8%「乳幼児にサプリ」=3割が製品詳細知らず−厚労省研究班(時事通信)