島根大医学部付属病院(島根県出雲市)は、腹腔鏡(ふくくうきょう)を使って子宮頸(けい)がんを切除する手術に成功したと、発表した。山陰地方で初めて。開腹手術に比べて負担は少ないといい、病院では症例数を積み重ね、保険適用を目指すとしている。

 手術を実施したのは、産婦人科の京哲教授(54)=写真、中山健太郎講師(46)らのチーム。2月に医学部倫理委員会の承認を受け、4月23日に県西部の60代女性を手術。腹腔鏡を通す直径1〜2センチの穴を腹に4カ所開け、子宮と周囲の組織を摘出した。

 女性は5月3日に退院。「手術をやってよかった」と順調な回復を喜んでいるという。京教授は「この手術は初期のがんが対象。今回は出血量も開腹手術に比べ格段に抑えることができた。安全性にも配慮し、患者に優しい手術を追求する」と話した。

引用元:
島根大病院、腹腔鏡で子宮頸がん切除 山陰で初(産経ニュース)