新城市は14日、公設の産科診療所を2017年4月に開設する、と発表した。産婦人科医不足で06年4月に市民病院は産婦人科を休診。奥三河地方で出産ができる病院はなかった。医療法人から産科医の派遣を受け、2人態勢で24時間診療に当たるという。関連の予算案を6月定例会に提出する。
 市地域医療支援室などによると、昨年8月、稲沢市の医療法人「葵鐘(きしょう)会」から、市民病院での産科再開に向け、医師2人を10年間派遣する提案があった。市民病院で検討したが、異常分娩(ぶんべん)などの緊急時に対応できないことなどから再開を断念。市中心部に新たな産科診療所を建設し、医師の派遣を受け入れることにした。
 診療所は10床(全個室)を備え、産科医2人のほか、助産師および看護師16人、事務職員ら5人程度の職員で運営。月15〜20件の分娩を見込む。3億〜5億円の開設費には、合併特例債などを充当。医師派遣料などを含めて年間1億〜2億円の赤字が予測されるが、市が補てんする。


引用元:
新城市、公設の産科診療所 個室10床、17年4月に開設(アピタル)