「そろそろ妊活をしよう」と考えた時、不妊に悩む女性は少なくありません。
妊娠しやすい体というのはすぐにできるものではありませんし、10代でも将来のために今やれることはやっておきたいですよね。
今回はそんな、無理せずできる「ゆる妊活」についてご紹介します。
■人生プランを立てよう
妊娠や出産にはリミットがあります。高齢出産にはリスクだってあります。
自分はどういう生き方をしたいのか、人生プランを立てましょう。
勉強や仕事、プライベートで忙しく走り回ることも必要な現代女性。一度立ち止まり、自分の人生について考えてみてもいいかもしれません。
どう働いていきたいのか、いつごろ妊娠したいのかなどを考えることで、慌てずに準備できます。
身近な女性の先輩に相談することもいいでしょう。具体的に想像することができるかもしれませんよ。
計画はいくらでも変更できます。まずは今の人生プランを描きましょう。
■基礎体温を測ろう
せっかく計画が立っても、自分の体の状態が分からなくては、ダメです。基礎体温を測りましょう。
朝、目覚めてそのままの状態で計測します。毎日計測し、グラフにしておけば、たくさんのことが読み取れるんです。
具体的には、生理周期だけでなく心身の不調、冷えといった自分の体に起きていること。
正常に生理があっても、ホルモンバランスは乱れることがあるんです。基礎体温の測り癖は今のうちからつけておきましょう。
また冷え性の女性は要注意。冷えは万病の元です。冷えて、身体の血の巡りが悪くなると、卵巣にも栄養が届きにくくなってしまいます。
冷え性を改善するには時間がかかりますから、今のうちから取り組みましょう。
■食生活を見直そう
時間がかかるのは、食生活の改善も一緒です。食習慣って簡単に変えられないですよね。
でも不健康な体では妊娠もしにくいです。妊娠力をキープしたいなら、健康的な生活を送りましょう。
一日3回のバランスの良い食事。気をつけたいけれど、なかなか毎日は難しいですよね。サプリで必要な栄養を補うのもいいかもしれません。
また「葉酸」と「鉄分」不足は避けたいもの。
鉄分が不足すると赤血球の働きが悪くなり、体が酸欠状態になってしまいます。鉄分は体内に蓄えることができるので、今から積極的に摂取しましょう。
妊娠初期には、赤ちゃんの先天異常を防ぐためにも葉酸が必要。妊娠した時に十分な葉酸があるように今から準備しておきたいですね。
葉酸は肌の新陳代謝にも働きかけるので、美肌効果もありますよ。
■ストレスを減らそう
また体だけではなく、心の健康だって忘れられません。
精神的なストレスは自律神経を乱します。自律神経が乱れると、ホルモンバランスも崩れるので女性にとってよくないことばかり。
特に黄体ホルモンが減少すると、妊娠しにくい、妊娠しても流産しやすい体になってしまいます。
しかし、ストレスをなくす生活というのは難しいもの。なので自分のストレス発散方法を知っておきましょう。
上手く発散する方法を知っていると、大きな問題に発展する前にセーブすることができます。
そして乱れてしまった自律神経はリラックスした入浴や睡眠の質を高めることで、整えてあげましょう。
■彼も一緒に勉強しよう
そして当たり前ですが、妊娠はあなた一人ではできませんよね。
子育てもそうですが、妊活だって彼の協力が必要。彼の考えもきちんと知らなくてはいけません。
そもそも子供を望んでいるのか、どんな人生を送りたいのか二人で話し合っておきましょう。
また二人で協力して妊娠する、という意識を今から彼に持ってもらうためにも、彼と一緒に勉強するのも良いですね。
「ゆる妊活」をし、お互い理解を深めておくことで、妊活や妊娠中に彼との間にトラブルが生じにくくなりますよ。
他にも、タバコを吸う場合、二人で禁煙を目指すこともしておきたいですね。
いかがでしたか。
「妊活はまだちょっと気が早いかな」と感じていたみなさん。「ゆる妊活」は今からでも早すぎることはありませんよ。
引用元:
「ゆる妊活」って何するの?10代から始めたい不妊対策(モデルプレス)