宮園司史県警本部長は13日、仕事と生活が両立できる職場の構築を目指す「イクボス宣言」を、全国の都道府県警本部長に先駆けて行った。同日開かれた警察署長会議では、集まった署長や部長ら96人に「イクボス」として、部下の仕事と生活の両立を支援するよう指示した。

 今年1月に知事として初めてイクボスになった湯崎英彦県知事が立ち会いの下、宮園本部長は「安全安心な町作りのため、仕事と生活の両立を目指し、自らも楽しむイクボスとなる」と誓い、2人が宣言書にサインした。

 県警では、仕事中に育児経験者の県警OBなどに子供を預ける「キッズ・サポート制度」を今年から実施。育児から復業する女性職員への支援も手厚くし、女性職員が活躍できる環境を整え、全職員が仕事と生活を充実できる職場作りを推進する。

 県警の女性警察官は約400人。いまは全体の8%に過ぎないが、家庭内暴力(DV)やストーカー事案が増加するなか、被害者への対応に女性の力が求められていることから、平成34年4月までに10%まで引き上げるとしている。

 宮園本部長は「県警全体で取り組んでいきたい」と話した。


引用元:
広島県警「イクボス宣言」、仕事と生活両立できる職場へ(産経新聞)