【参考消息】 デンマークに拠点を置く世界一の精子バンクであるクリオスは360ドルの補償金と無料観光を引き換えに女性の卵子を入手することを発表し、物議を醸した。



香港紙「明報」の5月11日付報道によると、デンマークでは法律により卵子の売買が禁止される。クリオスはこの禁止令に対し、数年間に渡りロビー活動を展開してきた。同社の主管であるOle Schou氏は「男性による精子の売買を許されるが、女性による卵子の売買を許容しないという。不合理で差別的な規定だ。卵子の売買は不道徳な行為ではない」と主張する。



クリオスはEUのほかの国に支社を設立し、デンマークの禁止令を避けて卵子の売買を行う。Ole Schou氏によると、国外に支社の設立するしかなかった。クリオスは子供のいない人を助けたいと考えているが、民間企業として卵子の売買により儲けを得る必要がある。デンマークで禁止されたため、他国に移転するほかないという。



だが誰もがこの見方に賛成するわけではない。出産する権利において、無料の旅行と引き換えに女性の卵子を入手する行為は不道徳だという人もいる。



デンマークの社会自由主義政党(ラディケーリ)に属する保健事務報道官、MarleneBorstHansen氏は現地紙に対し「これは不道徳だ。無料観光という物質的なものと卵子を引き換えにすべきではない」と強調した。



(翻訳 王秋)



引用元:
デンマーク 世界一の精子バンク、無料観光と引き換えに女性の卵子を入手 (新華ニュース)