女性が10時間超えて眠ると、女性ならではのがんのリスクを高める可能性があるようだ。
米国のカリフォルニアのがん予防研究所の研究グループが、がん領域の専門誌であるキャンサー・コージズ・アンド・コントロール誌に2015年4月30日に報告した。
10万人の女性を調査
研究グループは、カリフォルニアのおよそ10万人の女性を対象として、睡眠時間とがんの関係を検証した。
1995〜1996年から追跡を開始して、2011年までのがんの発生を調べた。カリフォルニアのがん記録と比べて、1万2322件のがんを特定した。
乳がん5053人、大腸がん983人、肺がん820人、悪性黒色腫749人、子宮内膜がん957人について調べたほか、女性ホルモンであるエストロゲンに関係したがんについて詳しく調べている。乳がん、子宮内膜がん、卵巣がんの6458人となる。
睡眠時間は追跡開始前1年の自己申告から取っている。関係する条件を踏まえて、危険度を計算した。
長時間睡眠は危険度高く
がん発生の可能性は、がん全般で見ると、眠る時間が6時間未満の人のがん発生可能性よりは少ない、あるいは近い。かつ10時間を超えて眠る人のがん発生可能性よりは多い。
ただし、エストロゲンに関係するがんに限っては危険度の上昇が確認できた。
というのは、平均的な7〜9時間寝ている人と比べると、10時間を超えて眠る人では、危険度が1.22倍に増加するという結果になっていたからだ。
眠りすぎると、女性ではがんに注意した方が良いのかもしれない。
引用元:
10時間を超えて眠ると女性ならではのがん増える、10万人の調査(Medエッジ)