病気などが原因で妊娠できない女性に卵子を無償で提供する取り組みを進めているNPO法人が、ドナーの募集に応じた匿名の第三者からの卵子提供が倫理委員会で承認されたことを明らかにしました。実施されれば、民間の卵子ドナーバンクを通じた匿名の第三者からの初の卵子提供になるということです。
不妊の女性に無償で卵子を提供する取り組みを進めているのは、病気などで不妊となった女性とその家族、それに専門の医師などで作るNPO法人「OD−NET」です。
「OD−NET」によりますと、ドナーの募集に応募した女性2人が、それぞれ匿名で不妊の女性2人に卵子を提供することについて倫理的に問題がないか、不妊治療のクリニックで作る団体の倫理委員会で議論した結果、提供が認められたということです。
国内では、不妊の女性が姉妹や友人から卵子の提供を受ける卵子提供は行われていますが、民間の卵子ドナーバンクが提供者を募集し、匿名で卵子を提供したケースはこれまでないということです。
NPO法人では、ほかにも3組が倫理委員会に申請する予定で、認められれば順次、提供が行われることになるとしています。
引用元:
民間バンクの匿名卵子提供を倫理委が承認(NHK)