避妊リングを使うと妊娠中毒症のリスクがわずかに下がると分かった。
米ボストン公衆衛生大学院のサマンサ・パーカー氏らの研究グループが、産科婦人科分野の専門誌であるBJOG誌において2015年4月9日に報告している。
条件を揃えて比較分析
研究グループは、子宮内避妊具(避妊リング)の使用、妊娠前に取り除くタイミング、妊娠中毒症のリスクについて、その関連性を検証した。
対象としたのは、1993年から2010年の間に出産をした女性のうち、妊娠中毒症になった人2744人。双子以上を生んだ女性は研究の対象からは外している。
避妊リングの使用に関するデータは、本人の記録から集めた。避妊リングと妊娠中毒症の関連性の関係する条件を踏まえて分析された。BMIと以前の出産回数で違いも確認された。
危険度が2割以上下がる
結果として、避妊リングを使ったことがあると、妊娠中毒症の危険度が24%下がっていると分かった。
また、避妊リングを取り除いたときから妊娠までの期間が短いと、妊娠中毒症のリスクが大きく減っていた。妊娠前の1年以内に避妊リングを取り除いていた場合、妊娠中毒症の危険度は32%下がっていた。
出産の経験がある女性の場合、避妊リングの使用と妊娠中毒症に関連性は見られなかった。
計画的な妊娠が妊娠中の健康に好影響を及ぼす可能性があるようだ。
引用元:
子宮内避妊具(避妊リング)を使っている人、妊娠中毒症のリスクが低い、2744人の検証結果(Medエッジ)