深夜の病院への送迎や子どもだけを乗せての通園など独自のサービスを提供する「子育てタクシー」が全国に広がりつつある。社団法人が認定したドライバーが乗務するタクシーで、県内でも年々利用者が増え、昨年1年間の利用者数は延べ約1万4千人に上った。どんなサービスなのか。現状を探った。
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拡大子どもを抱えた母親のお手伝いをする認定ドライバー=横浜市瀬谷区
■事前登録、細やか配慮
「乗り降りの手伝いや車内の温度調整などをしてもらい助かっています」。生後7カ月の男の子をもつ横浜市瀬谷区の主婦下田友美さん(31)は、子どもの検診や通院時などで子育てタクシーを使っている。初めて頼んだのは出産時。陣痛時に病院への送迎を頼んだが、破水に備えて、シートが敷いてあるなど、丁寧な対応だったことから、出産後も利用している。
同市旭区の40代の母親は、1歳と4歳、9歳の3人の子育てと仕事の両立に奮闘中。子育てタクシーを使い、週1回、4歳の娘を1人で塾に通わせている。幼稚園から塾までと、塾から自宅までの送り迎えを頼んでいる。「タクシー代はかさむが、時間と体力のことを考えると助かります」
<保育園で研修>
子育てタクシーは、一般社団法人「全国子育てタクシー協会」が認定する制度。幼児の救急救命や保育園での研修など2日間の研修を受けたドライバーが乗務し、専用のステッカーを貼っている。
タクシーには、状況に応じて四つのサービスがある。子どもの通院や保育園などへの送迎、買い物などをサポートする「かんがるーコース」▽子ども1人だけでの幼稚園や塾、習い事などへの送迎を手伝う「ひよこコース」▽事前に出産予定日、産院などを登録しておき、陣痛時に病院への送迎を行う「こうのとりコース」▽夜中の急な発熱時などに病院にいく「ふくろうコース」。事前に連絡先や子どもの年齢などを登録しておくだけで、通常のタクシー運賃体系で利用できる。
引用元:
すくすく「子育てタクシー」 神奈川県内でも年々利用者増(朝日新聞)