妊娠による体の変化
誰もが知る妊娠の兆候として「月経がこないこと」が挙げられますが、じつはその他にも妊娠を知らせるさまざまな変化が、妊婦さんの体には起こっています。
そんな変化をいち早く察知していただくために、「妊娠を知らせる、4つのサイン」をご紹介します!

関連:妊娠中の体に起こるさまざまな変化

1:母体の変化
妊娠すると乳輪や外陰部に色素沈着が現れたり、ブツブツができることもあります。
これは、「黄体ホルモン」という女性ホルモンの分泌が多くなるため。
また、ホルモンのバランスの変化で、肌荒れやシミ、ソバカスが増えることも……。そして、初期を過ぎておなかが大きくなってくると、妊娠線が出てきたり、乳房が大きくなってきます。

2:基礎体温の変化
基礎体温は、月経の始まりから排卵までは「低温相(低温時期)」、排卵があり黄体ホルモンを出し始めると「高温相(高温時期)」になります。
妊娠していなければ、2週間で黄体ホルモンが出なくなるので、低温相に戻りますが、妊娠するとそのまま黄体ホルモンが出続けるので、高温相が続きます。


3:つわり
月経がこないことに並ぶ、メジャーな妊娠の兆候。
つわりは、妊娠2カ月頃より始まり次のような症状を伴います。
・吐き気、嘔吐
・むかつき
・食欲不振
・食べ物の好みの変化
・すっぱいものが食べたくなる

つわりは、妊娠12週目頃に改善するといわれていますが、症状がひどい場合は、脱水症になる恐れがあるので、点滴を行うこともあります。

4:子宮の変化
妊娠すると子宮は大きくなります。
子宮の長さは約7cm→約35cm、幅は約5cm→約25cmと、非妊娠時に比べ約5倍に。
さらに、子宮の重さは約50g→約1000g(1kg)となり、水1リットルのペットボトルと同じ重さにもなります。

まとめ
その他、眠たくなる、体がだるくなる、微熱が続く、何もやる気がおきない、といった症状もあります。
このような症状を自覚した際は、市販の妊娠検査薬を使って妊娠しているかどうかを確認しましょう。
そして、もし妊娠していることが判明したら、産科へ受診しましょう。

引用元:
その変化、妊娠のサインかも!(日刊アメーバニュース)