米国で電子たばこを吸う中高生が急増し、2014年は前年比で3倍に増え、約250万人に達したとする調査を、米疾病対策センター(CDC)が発表した。調査が始まった11年以降で初めて、紙たばこを吸った人数を上回ったという。

 電子たばこは、紙たばこに似せた吸入器にニコチンや香料を含む溶液を入れ、蒸気を吸い込む仕組み。

 CDCによると、全国2万2千人の中高生を対象に、過去1カ月に少なくとも1回、紙たばこや葉巻、電子たばこなどを吸ったことがあるか聞いた。電子たばこを吸った高校生は13・4%で、前年の4・5%から約3倍に。中学生も3・9%で前年の1・1%から急増した。紙たばこを吸ったのは、高校生の9・2%、中学生の2・5%で減少が続いている。

 米国では、18歳未満への紙たばこなどの販売は禁じられているが、電子たばこに対する連邦政府レベルの規制はまだない。若者への普及を懸念して独自に規制を導入する州や市も増えている。

 (ワシントン=小林哲)

(朝日新聞 2015年4月22日掲載)

引用元:
電子たばこ吸う中高生急増 昨年250万人、前年比3倍 米国(朝日新聞)