子育て中の女性らの就労を支援する「マザーズハローワーク立川」が二十日、立川市曙町にオープンした。都内三カ所目で、多摩地域では初めて。「子育て世代の相談場所を立川駅前につくりたい」という市の要望などを受けて実現した。初日から幼い子を連れた母親が訪れ、熱心に相談していた。

 ハローワーク立川の出張所「北口駅前JOBぷらっと」内にあった「マザーズコーナー」を拡充した。託児ができるセミナー室を新たに作り、キャリアカウンセラーなどの資格を持つ専門相談員を一人から三人に増員した。一般相談員を含めて窓口は六カ所。保育士の資格を持つ安全監視員が見守る中で子どもを遊ばせられるキッズスペースや授乳室もあり、ゆっくりと求人検索や相談ができるという。託児施設のある職場や短時間勤務が可能な求人を中心に紹介し、近隣自治体の保育所の紹介コーナーもある。子育て中の男性も利用できる。

 この日は窓口に十五人が訪れたほか、就職準備セミナーが開催され、八人が受講。ハローワーク職員が、就職活動の心構えや地域の子育て支援制度などを説明した。託児を利用してセミナーを受けた東村山市本町の志村麻里さん(32)は「結婚を機に仕事をやめたが、娘が一歳になり再就職を考えた。普通のハローワークに子どもを連れて行くのは気が引けるので、専用のコーナーがあるのは助かる」と話した。

 セミナーは定期的に開催される。問い合わせはマザーズハローワーク立川=電042(529)7465=へ。 (林朋実)



引用元:
子育て女性の就労支援 多摩初 立川にマザーズハローワーク(東京新聞)