◇阿倍野 患者が作品展
激しい痛みや疲労感などの症状がある「線維筋痛症」の患者が描いた絵などを集めた展覧会が、大阪市阿倍野区の「aimaカフェ」で開かれている。根本的な治療法が見つかっていない病気で、作品約30点には患者の不安や孤立感が表現されており、主催する患者団体は「病気への理解と支援が広がれば」としている。無料、18日まで。
線維筋痛症は国内に約200万人の患者がいると推定されるが、認知度は低く、診断が難しいとされる。
病気をテーマに絵を描く患者団体「『今を生きる会』関西」の山中裕介さん(31)(守口市)が企画した。約5年前から病と闘う山中さんが油性ペンやボールペンで描いた作品のほか、患者仲間12人の写真や絵、文章などを展示。
慢性疲労症候群と線維筋痛症を併発する山田直美さん(47)(京都府向日市)は、虹のイラストに「前向きに生きよう」との思いを込めたメッセージを記した。手足に力が入らず、家事を思うようにできない日もある。「周囲に病気を理解してもらえず孤独だったが、患者仲間と出会い、救われた」と話す。
山中さんは「同じような症状に悩む人には『ひとりじゃないよ』と伝えたい」と話している。午後0〜6時。問い合わせは山中さん(imaikikansai2014@yahoo.co.jp)へ。
引用元:
絵や文で「病気理解して」(読売新聞)